ここでの暮らし

キーワードは「自分のことは自分でする。」

子どもたちはは最初、必ず戸惑います。
自分で身の回りのことをした経験がないので、何をどうやってよいかがわからないのです。
自分の洗濯物を洗う、たたむ。
明日の学校の用意をする。
食事の準備、後片付けをする。
お風呂を沸かす、洗う。
どれだけ家族に自分の身の回りのことをしてもらっていたかを、子どもたちはここで初めて気づくことができます。そして、それは時間を経て感謝に変わります。
最初の休みでそれぞれの自宅に帰ったとき、「お手伝いを率先してやり始めた」という声をよく聞くのは、この「自分のことは自分でする」生活のおかげだと思っています。

  • 放課後の活動

    放課後の活動

    留学生は、種子島の陸上クラブTTCに参加します。原則週2~3回の練習があり、特別な事情がない限り練習は休みません。
    最初は1km走れなかった子どもも、どんどん自己ベストを更新していき、やがて「自分はやればできるんだ」という達成感につながっていきます。
    ※5・6年の先頭集団を競う3人のうち2人新記録達成
    ※4年の男子の自己新マイナス12秒の達成

  • 週末の活動

    ひまわり子どもの家では、口に入る食べ物はできる限り自然農法の野菜を使っています。
    週末は畑へ行き、自分たちで食べる野菜の雑草を抜き、畑を耕します。農薬を使っていないので、雑草抜きははっきり言って大変な作業です。
    この活動は食育へも通じ、また子どもたちは徐々に食べ物に感謝するようになっていきます。